AIがコードを書く時代に、なぜ人がプログラミングを学ぶのか?

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スマホと同じように、AIも“当たり前”になった

少し前まで、「スマホを使いこなす」ことが特別だった。

けれど今はどうだろう。スマホなしの生活なんて、考えられない。

地図、連絡、支払い、写真、動画――すべてスマホが担っている。

そして今、そのポジションにAIが入り込もうとしている。

AIはもう、SFでも一部の専門家のものでもない。

僕らの生活、仕事、学びの中に自然と入り込んでいる。


きっかけは「AIを使いこなすには理解が必要だ」と思ったから

僕は今、44歳でプログラミングスクールに通っている。

正直、遅いスタートかもしれない。

でもきっかけははっきりしていた。

AIに興味を持ち、「これを使いこなすには中身を理解しなければいけない」と思ったからだ。

AIをただの便利ツールとして使うのではなく、

「どう動いているのか」「なぜその答えになるのか」

それを知っておきたかった。


実際にプログラミングを学んでみて驚いたこと

最も驚いたのは、AI自身がコードを書けるという現実だ。

人間が何時間もかけて作るようなコードを、ChatGPTやGitHub Copilotが一瞬で書き上げる。

最初は正直、衝撃だった。

「え?こんなことまでやってくれるの?」

「もう人間がやる意味ってあるのかな…?」

何度もそんな不安がよぎった。


それでも学び続ける理由

それでも僕は、プログラミングを学ぶことに意味があると感じている。

なぜなら、AIが作ったコードを“理解し、修正できる”のは、学んだ人間だけだからだ。

コードを見て、「なぜここでエラーになるのか」

「この処理の意図は何か」

「もっといい書き方はあるのでは?」

そう考えるためには、基礎を知っていることが絶対に必要だ。

僕は今、AIにコードを書かせたあと、

「なるほど、こう書いたのか」と中身を読んで理解し、必要に応じて修正している。

それは、ただのツール利用者ではなく、共に作る側に立つことだと思っている。


AIの進化は加速度的。だけど、基礎は武器になる

今、AIの進化はとんでもない速さで進んでいる。

昨日「最高性能」と話題になったモデルが、次の日にはもう古くなっている

そんな時代に、「学ぶ意味ってあるのか?」と悩むこともある。

でも僕はこう考える。

変化が早い時代だからこそ、変わらない“基礎力”が武器になる。

AIがどんなに進化しても、エラーは起きる。

人が使う以上、「どう使うか」「どう直すか」という判断と修正は必要になる。

その時、自分でコードが読める・考えられることは、確実な強みになる。


44歳の挑戦はまだ続く

周りは若い人が多い。

理解のスピードも、吸収力も、自分より上だと感じることはある。

でも、年齢を理由にあきらめる気はない。

AIの時代に、自分の存在意義を見出すために。

そして、AIと一緒に前に進むために。

僕は、今日もエラーに向き合いながら、プログラミングを学んでいる。

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