退職後、僕は歌に挑戦することにした。――シアーミュージックで始めたボイトレ体験記
長年避けてきた「歌うこと」
人前で歌うのが苦手だった。
カラオケに誘われても、「聞き専で」と逃げるのが常だった。
学生時代、中学の合唱コン以来、本気で声を出した記憶がない。
でも、退職という大きな節目を迎えたとき、ふとこう思った。
「歌えるようになったら、人生がもっと楽しくなるんじゃないか?」
きっかけはYouTubeの“シラスタ”
そんなとき、偶然YouTubeで「シラスタ(しらいし すたじお)」のボイトレ解説動画を見つけた。
理論と感覚のバランス、わかりやすい指導。
「こんな教え方なら、自分もやれるかも」と思えた。
そこから調べて出会ったのが シアーミュージック。
月4回、夜でも通えるフレックス制度もあって、時間が不規則な僕にピッタリだった。
初レッスンは「チェリー」から
「何を歌いたいですか?」
そう聞かれて、思わず答えたのがスピッツの「チェリー」。
青春時代に聞いていた、大好きな曲。だけど、一度もまともに歌えたことはなかった。
そこから、**“中学生以来の本気の歌”**が始まった。
息が続かない。音程がズレる。でも…
最初は本当にボロボロだった。
・ブレスの位置がわからない
・裏声に切り替わる場所が不安定
・自分の声が恥ずかしい
正直、1回目はかなり落ち込んだ。
でも、先生は言った。
「今の時点でここまで声が出るなら、絶対伸びますよ」
そこからは、レッスンが楽しみになった。
先生の言葉に従って、呼吸の仕方、口の開け方、脱力のコツを少しずつ意識。
気づけば、「チェリー」のサビがスムーズに出るようになっていた。
「歌うのが楽しい」と初めて思えた
まだ完璧じゃないけど、1ヶ月通っただけで**「歌うって、気持ちいい」**と心から思えるようになった。
レッスン終わりに軽く鼻歌を歌って帰る帰り道――あの瞬間が、今はすごく好きだ。
ボイトレって、歌だけじゃない
通ってみて感じたのは、ボイトレは単なる「歌の練習」じゃないということ。
・姿勢を整える
・呼吸を深くする
・身体を使って表現する
どれも、自分を見つめ直すような感覚がある。
そして何より、**「苦手だったものに正面から向き合う楽しさ」**を思い出させてくれた。
同じように悩むあなたへ
「音痴だし無理」
「今さら歌を習うなんて…」
そう思っている人にこそ、ボイトレをすすめたい。
特に社会人や退職後のタイミングは、始めるには絶好の機会だと思う。
僕自身、「チェリー」をまともに歌えるようになることなんて、一生ないと思ってた。
でも今は――ちょっとだけ、自信がある。
🎵編集後記:シアーミュージックを選んでよかった理由
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月4回、夜にもレッスン可能(予定を組みやすい)
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講師の指導がていねいで、自信が持てる
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目的や曲の希望を聞いてくれるオーダーメイド型
これからも通い続けて、次は「楓」や「ロビンソン」も挑戦したい。
目指せ、“苦手だった歌”を“趣味”に変える男。
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